'10年06月10日

Report #077  北海道選手権直前練習!


1. ライントラブル対策!

3月7日に関西オープンキャスティング選手権で開幕した2010年キャスティングシーズンであるが、
以降3月14日の岡山協会春季SC通信大会オープン参加,4月4日広島教会SC春季通信大会,
4月11日岡山協会合同練習会,5月9日全日本SC協会対抗戦と、各大会ともにライントラブルに
悩まされ続けて飛距離は落ちる一方…

いよいよ大会が近付いた北海道選手権では同じ失敗は絶対に許されないと、週末の投げ込み練習
だけでなく平日は過去ビデオを観ながらのイメージトレーニングで、ライントラブル対策を模索し続けた。

結果的には投擲動作を開始する一瞬の体の突っ込みを抑えて、かつ竿先の浮き上がりがブレを
なくすようST種目の基本的な部分をもう一度イチから練習し直してライントラブルの発生頻度は大幅に
減少できた。

ここに至るまでにすっかりフォームが崩れてしまっていたので、2006年〜2007年頃のビデオを基にして
当時のフォームに戻す感じで修正を行った。
あとは大会当日ミスなく練習通りに投げ切るのみ!

2. タックルチョイスはいつもの超・相棒で

昨年の北海道選手権遠征には、長旅の疲れや初めてのコートコンディションでも無難に投げることを
優先し、普段愛用しているプロスカイヤーよりは1クラス軟らかめのスピンパワーを使用した。

しかし、遠征二回目の今年はコートコンディションもある程度分かっているので、いつもの超・相棒;
BORONプロスカイヤーで投擲することを早い段階で決めて、これまでの練習はほとんどをBORONで
投げてきた。

やはり15年間振り続けているロッドが体にしっくりくるのだ。
あとは、BORONでもやや軟らかめのプロトタイプを選ぶか、それとも「男のロッド」競技スペシャルを
選ぶかという選択が残るので、直前練習では両ロッドで投げ比べて弾道,初速度,フェアゾーン投擲率
のチェックを行った。

結果的には、安心・安定感はプロトタイプ、体調が良ければ強烈な一発弾を生む競技スペシャルと、
それぞれの持ち味が引き出せそうな感触を得た。

冷え込む朝の競技開始からプロトタイプで3投飛距離をキッチリ揃えることができれば、後半戦は
競技スペシャルで一発を狙ってみようか…と早くも夢を膨らませているのだが。

3. 直前練習動画

        画像をクリックで動画再生!


@プロトタイプ;いつもの向かい風でも169mの当日ベスト!

  投擲動作に入る一瞬に竿先もブレずにシンカーの拾い上げもキレイに決まった。
  ロッドの曲がりも良好で、フィニッシュではロッドの強烈な反発が心地く腕に伝わってきた。

A競技スペシャル;ちょっと抜け気味であったが後方に息子の勇士が写っていたので…
  実はプロトタイプから競技スペシャルに持ち替えての第1投目。
  ロッドが硬く感じて途中で加速を緩めてしまったが、この後第2投目からはタイミングも合いフィーリング
  は悪くなかった。
  しかしまぁ我が息子、親のすることよく見ているものだ。
  セットポジションからロッドの角度、体重移動の流れからフィニッシュまで一連の動作はキレイに
  コピーされている。(親バカかも知れないが)

さて、いよいよ3日後となった北海道選手権。
ライントラブルさえ起こらなければ、私自身は投擲がしっかり楽しめるのではないかと思います。
北海道協会の皆様には大変お世話になりますが、よろしくお願いします。