今年は釣りに行ってもバラシや貧果続きで、あまり釣りに熱が入らない。
ここらで一発大物キスを狙ってみよう！と協会キス釣り大会にエントリーし、会場である
島根県浜田市の浜田漁港へと遠征しました。
とはいっても、浜田周辺への釣行はまだ今回が3回目でマイポイントなんか持ち合わせて
いないので、協会長ご一家とクラブのN元さんとY巻さんにお願いして一緒に釣らせて
いただきました。
大会は7月26日正午からの自由釣行で、審査が翌27日の9時から。
暑い日中を避けて夜釣りで大物キスを狙うことになりますので、現地に18時頃到着するよう
自宅を14時に出発。
ほぼ予定通り18時過ぎに教えていただいたポイントに到着すると、協会長ご一家はすでに
24cmほどのキスを釣られており、暗くなってからのキスのサイズアップに期待が膨らみます。
今回は明け方から雨の天気予報になっていましたので、竿は並継ぎタイプを選択。
キスの食い込みが良いように、オモリ負荷25～27号クラスを3本用意しました。
さらに、仕掛けも発光ビーズ&蛍光パイプの装飾付きタイプと、蛍光パイプのみのタイプ，
装飾なしの3タイプ装飾を、丸海津14号と金カレイ10号の2種類の針に組み合わせて
使い分け、エサのチロリと青虫を2本の針に一つずつ掛けてキスの好みを伺ってみること
にします。
3本の仕掛けを30m，60m，90mあたりに配備して、椅子に座って竿先にアタリが出るのを
待っていると早速小刻みに竿先が震えました。
装飾なしの金カレイ10号に青虫1匹を刺した仕掛けに、14cmほどのキスが掛っていました。
クーラーに入れようかな？とも思いましたが、針掛かりが浅くてキスも元気だったので、
『お父さんかお母さんを呼んできなさい！』と諭して放流。
続いてアタリが2回あったので、仕掛けを巻き上げにかかるが…軽い。
ピンギスかな？と思ったら、ネズミゴチの唇から背びれ付近の皮と尻尾だけが上がってきた。
イカの仕業だろうか？美味しいところだけ食いちぎられたネズミゴチは審査に出せないので、
海にお帰りいただく。
辺りが暗くなった20時頃からは退屈しない頻度でアタリがあるのですが、15cmほどのピンギスや
ウミヘビ，ゴンズイ，ドチザメと審査には出せない獲物で賑やかな状態が続きます。
23時を過ぎるとキスのサイズが少し大きくなり、20～22cmの良型がドラグを滑らせて道糸を
引張り込んでいきます。
傾向としては、装飾なしの金カレイ10号にチロリを大きく刺し60～90m付近に遠投すると
キスの群れに当たるようなので、3本の仕掛けを装飾なしタイプに付け替えて遠投します。
そして2時までに5匹の良型キスと4匹のピンギスを釣ったところで、睡魔に襲われ気絶…
椅子から転げ落ちそうになったので、車の中で座席を倒して仮眠することにします。
その約20分後…
何やら車がユサユサと揺れており、屋根やガラスからはバチバチと何かが打ち付ける音で
目が覚めました。
横殴りの大雨に風速20m/sくらいの大嵐です。
一緒に並んで釣っていた皆さんは釣り座に寝転んだり椅子に座ったりして竿先を監視されて
いたので、ズブ濡れになってしまわれたようです。
私は運良く雨に濡れず、車内で引き続き仮眠を…
あ、竿3本出したままだけど大丈夫かな？
としばらく様子をうかがっていると3時頃に一瞬雨が止んだので、ここで大急ぎで仕掛けを
回収して竿をバラして車内に入れました。
天気予報ではこのまま大雨が朝9時頃まで続くようなので、今回の釣りもこれで納竿という
ことになるかも…
一応審査対象魚は確保できているので、余裕の仮眠…zzz
目が覚めるとすっかり夜は明けており、心配された大雨も止んで穏やかな朝を迎えました。
まだエサもたくさん残っているし、審査対象魚は確保しましたがランクサイズを釣っていない
ので、また竿を2本出して釣りを再開したのが6時半頃。
あと1時間半ほど釣りができるので、何とか1匹でも26cmオーバーを仕留めたいところです。
仕掛けを投入するとすぐにアタリが立て続けにあり、ピンギス1匹と22cm良型キスを1匹追加
しましたが、この頃から漁船の出入りが慌ただしくなりキスの群れも散ってしまったようです。
それ以上釣果を増やすことなく、納竿時刻となり審査会場へ。
検寸の結果、22.2cm，22.1cm，21.5cmの3匹合計：65.8cmで11位入賞！
特大サイズのスイカを副賞でいただき、大満足で大会を終えることができました。
